小児とは、大切なお子様が一生自分の歯で咬めるよう、予防の習慣を身につける時期です。人間が肉体的にも、精神的にも絶えず成長発育しつつある時期を言います。満20歳ころまでをその範囲と見ることができます。
われわれ歯科は、母親に対する妊産婦健診から老齢期まで、一人の人間を一生見続ける唯一の医学分野です。当院でも、妊産婦、0歳児から健診を行っており、小児の口の状態から食の問題や小児特有の行動(指しゃぶり、おしゃぶり)についても考えていこうと思っております。お子様の成長を通した、特に顔面の発達を見続けることで、問題を発見していきます。
子育てをする上で、歯が生え始めたとき、脱乳をするとき、離乳食を始めたときなど、よく観察されてご相談いただければと思っております。
☆虫歯菌(ミュータンス菌)に最も感染しやすい時期がある?
生後19ヶ月(1才7ヶ月)~31ヶ月(2才7ヶ月)の間1年間は、 「感染の窓」と呼ばれ、最も感染の危険性が高まるということがわかっています。
この時期に家庭や歯科医院で感染予防が出来ると、その後は ずっとミュータンス菌が感染し難くなり、虫歯になりにくい子になると いうわけです。
3才くらいまでの時期は家族で話し合い、協力を得て 赤ちゃんのお口の中を守ってあげることが大切です。
歯が生えそろってきてからは、虫歯にならないよう予防を考えていきましょう。歯並びも気になる時期となります。骨格性の出っ歯、受け口になっていないか観察してください。
学童期(1年生以上)になったら歯の成長パターンを修正することも可能です。咬み合せの育成に入ることもできます。
虫歯ゼロを目指しましょう!
歯周病ゼロを目指しましょう!
(小学校高学年になると目立ちます)
中学生(第二大臼歯崩出の時期)になれば、本格的な矯正も可能です。
ただし、矯正治療は、親御様が希望されても、本人の自覚とやる気がなければスタートの時期を遅らせたほうがよいかと考えます。矯正治療は大人になっても十分効果的に行えるからです。
非抜歯治療を行っております。ただし、親知らずは抜歯が必要な場合が多いです。ご相談ください。
■ 小児期の矯正治療
当院では、小児期の矯正治療にオーバーレイ治療を行っています。
オーバーレイ治療とは、第1乳臼歯・第2乳臼歯の上に、金属またはプラスチックのかぶせものを装着することにより、下顎を適切な位置に誘導し、成長を促す治療法です。
従来からある、頭にバンドなどを付ける装置、取り外しの装置はお子様に負担が大きく、装置を付けないと効果が望めません。それに対してオーバーレイ治療は、お子様に対する負担がほとんどありません。
本格的治療は中学生のころ、第二大臼歯が生えそろってから開始します。
Rちゃん(3歳)
D君(4歳)
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
9:00~12:00 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
14:00~18:00 | 〇 | 〇 | 〇 | / | 〇 | / |
医療法人 | 親徳会 山王歯科 | |
診療科目 |
歯科・矯正歯科・小児歯科・インプラント治療 歯周病治療・咬み合わせ治療・口臭外来 |
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住 所 |
〒915-0882 福井県越前市上太田町23-3-10 |
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TEL | 0778-24-1766 | |
初診・急患随時受付けております。 お気軽にお電話ください。 |
休診日:木・土曜午後,日・祝日(他、毎月第1・3木曜)
診療時間について:
*土曜日の診療時間は8:30~12:00です。
● 来院に必要なもの
初診の方・月初めの受診の方は、保険証を忘れずにお持ちください。
再診の方は診察券を忘れずにお持ちください。